TravisJapanと夢ハリの話
初めに言っておくとこれはおそらく担降りブログです。
トラジャのことを貶す気は全くないけれど、もしかしたら気分を害する方もいるかもしれないです。もしそう感じてしまったらすいません。
夢のハリウッド。私のずっとずっと大好きな曲。トラジャにとって初めてのオリ曲だから特別思い入れがあるというのは事実だけど、それを抜きにしても私はトラジャのオリ曲の中でこれが一番好き。
夢ハリにはいろんな思い出がある。
初めて披露されたのは2017年のキントレトラジャ単独公演。トラジャ担の間で通称「あの夏」と呼ばれる、あの公演。
美勇人くんがこの公演を以てトラジャから去るということをトラジャ担の誰もがもう分かっていて覚悟をしていた、あの公演。
トラジャにとって初めてのオリ曲。本人達もファンもみんなが恋い焦がれていて、やっと手にしたオリ曲。なのにそこに美勇人くんの姿はなくて、あぁ本当に美勇人くんはトラジャからいなくなっちゃうんだなと思った。初めてオリ曲が貰えてしかもすごくいい曲で、嬉しいはずなのに素直に喜べなくて、ずっとこの夏が終わらなければいいのにって思ってた。
でももちろん終わらないわけがなくて、キントレは終わったし美勇人くんはLove-tuneの森田美勇人になった。
秋。
ジャニーズ夢アイランドが始まって、6人になったトラジャがそこにいた。
この公演でも夢ハリは披露されて、ああやっぱりいい曲だなぁと思った。6人になってしまったのはすごく寂しかったけど、ひたむきに頑張るトラジャを応援しないという選択肢が無かった。
でもこの公演が終わると同時に、朝日くんはトラジャから、芸能界から姿を消した。公演期間中に朝日くんにある噂が流れていて、それが結局本当だったのか嘘だったのかなんて、今もわからないしそんなのどうでもいい。
けど、トラジャの人数が減ったという事実が辛かった。千秋楽の日、いつもは泣かないJr.の子が泣いていた。トラジャのメンバーが朝日くんを囲むようにして立っていた。そんなレポを見て、何も察せないほどバカではない。ああ、朝日くんやめちゃうんだなって漠然と思った。見た目のインパクトが強くて、常識人で、トラジャのツッコミを担ってくれていたグループの最年少は、静かに私たちの前から姿を消した。
いつまでもグループの人数が減ることに慣れないなぁと思った。
慣れたくもないけど。
えび座が始まった。
今度は5人になったトラジャがそこに居た。
少ないなぁと思った。だって私が出会った頃、トラジャは9人いたのに。4人も減ってしまった。それでもやっぱり私はトラジャのことがどうしようもなく好きで、この人たちについて行こうと思った。
ここで披露された夢ハリは、この舞台のために作られた曲ではないかと錯覚するほどにこの舞台にマッチしていて、A.B.C-ZとMADEをバックに従えて踊るトラジャ5人はとても輝いていた。大サビ前の「明日はない 覚悟して 今日を生きよう」のパートが夏はかじんちゅパートだったのにうみんちゅさんのソロパートになってて、なんとも言えない気持ちが込み上げた。寂しい、けど、かじんちゅパートをうみんちゅさんが1人で受け継いでいるのが嬉しくて泣いた。
4公演入ったけど、入る度に夢ハリへの愛着が増していって、好きだなぁと思った。
そして湾岸。
これに関しては私は入ってないからいまいち分からないけれど、松松が加入したという点でとても重要な公演。うっすら流れていた噂は本当だったんだなぁと思った。
松松の加入に対して別に負の感情はなかったし、むしろこのままトラジャがなくなったらどうしようなんて思ってたから感謝した。ダンスを売りにするなら5人じゃやっぱりちょっと物足りなくて、7人いた方がフォーメーションも作りやすいしダンスが揃ってることもわかりやすいよなぁって勝手に納得もした。
私が初めて動いてる7人の新生TravisJapanを見たのは少クラで、その時に披露されたのも夢ハリだった。
7人が登場した時の歓声は忘れない。スポットライトに照らされた7人は本当に輝いていて、ああこれが私の好きなTravisJapanというグループだな、と思った。これからもずっとついて行こう、そう決めた。
3月、春になった。
トラジャにとって初めての横浜アリーナ単独コンサート。そこで披露された、夢ハリの2番。思わず崩れ落ちた。あの時のファンのどよめきは忘れない。ここで夢ハリ2番を初披露するトラジャはさすがだなと思った。
コンサートが終わって、やっぱりトラジャのことが好きだなと思った。でも、それと同時に私は気がついてしまった。
多分、今後トラジャがどれほど素晴らしいコンサートをしようと、私の中で2017年夏のキントレを超えることは無い。
新生トラジャが嫌いなわけじゃない。好きだよ。でも、昔のトラジャが好きすぎる。
昔と比べてしまう時点でもう、私はファンでいるべきじゃないと思った。
「この曲は9人の思い出として残しといて欲しかった」とか、「え、またこの曲やるの?」とか、今のトラジャが提供してくれるものを純粋に受け取れない私に、トラジャを好きでいる資格はない。
ファンは自担を心から応援することしか出来なくて、自担の置かれている環境が変化した時にファンが取れる行動は、ついていくかファンを辞めるかの2択だ。
ついていけないからって昔と比較して騒ぐのは違う。
私は後者になることにした。ちょっと、昔のトラジャが好きすぎる。思い出が多すぎる。
一旦、トラジャから離れる。
夢のハリウッド。
トラジャとトラジャ担にとって大切な、初めてのオリ曲。私の大好きな曲。
本当は9人のトラジャがオリ曲を貰うのを見たかったなぁなんて、ヒロキが美勇人が顕嵐が夢ハリを踊るのを見たかったなぁなんて、思ってしまうけど。
今のトラジャならドリームステージで輝けると思ってる。
私はもう、遠くから見守ることしか出来ないけど、応援してます。
今まで、たくさんの幸せをありがとう。